0-3完敗の中身、鈴木が止めた2本とゴレツカが外した1本
11月3日、UEFAチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第4節。アストン・ヴィラはアウェーでバルセロナに0-3で完敗し、今季ここまで3戦3勝だったこの大会での無傷の記録が止まった。それでもクラブ公式の試合レポートは、鈴木彩艶の2度のセーブを名指しで書き残している。
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クラブ公式が記録した26分と後半の2本
クラブ公式の試合レポートは、前半26分の場面をこう描写している。
“Suzuki parried well from Anthony Gordon in the 26th minute before Garcia was again called into action to keep out a powerful effort from Manzambi.”
(「26分、鈴木はアンソニー・ゴードンのシュートを好セーブで防いだ。その後、バルサのGKガルシアもマンザンビの強烈な一撃を再びストップしている」)
後半、ラフィーニャの3点目(64分)で試合が実質的に決まったあとの場面も、同じレポートが描写している。
“Suzuki parried well from Lopez before Goretzka came close to getting Villa on the scoresheet at the other end as his deft header clipped the far post.”
(「鈴木はロペスのシュートを好セーブで防いだ。その直後、反対側ではヴィラのゴレツカの巧みなヘディングが得点に迫ったが、ボールは遠いポストをかすめた」)
出典: Barcelona 3-0 Aston Villa(アストン・ヴィラ公式・試合レポート、2026年11月3日)
試合は7分、鈴木のゴールキックの直後にゴメスのパスが相手に渡り、それをラミン・ヤマルが決めて先制された。後半開始7分にラフィーニャが2点目、64分に同じ選手が3点目を加えて0-3。ヴィラはカンプ・ノウでの敗戦により、今季のチャンピオンズリーグ・リーグフェーズでの3連勝という記録を止められている。
スコアボードが語らない、90分間の仕事量
0-3という結果だけを見れば、守備が機能しなかった一方的な試合に見える。だがクラブ公式の描写を追うと、鈴木は前半と後半の両方で、バルセロナの決定機を実際に止めている。26分のゴードンへの対応、そして3点目の直後というラフィーニャが波に乗っていたタイミングでのロペスへの対応は、どちらも「このままでは4失点目」になり得た場面だった。
比較になるのが、ゴレツカの決定機である。同じレポートは64分の3失点目の直後、途中出場のゴレツカのヘディングが「遠いポストをかすめた」と描写している。攻撃側がポストに嫌われて得点を切り返せなかった一方、守護神の鈴木はロペスへの対応というその数秒前の場面で、求められた仕事を確実にこなしていた。0-3というスコアは、鈴木個人の出来の悪さを意味する数字ではない。
ヴィラは今季リーグフェーズで敵地クラブ・ブルージュ戦の逆転勝利から始まり、ここまで3連勝していた。その連勝が止まった試合で、鈴木がこれまでと変わらない仕事を90分間こなしていたことは、クラブ公式の記述が裏付けている。次節は11月25日、アウェーでガラタサライ戦を迎える。
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