佐野海舟、決勝点の起点に マインツ1-0でシャルケ下す
マインツ05の佐野海舟が、10月17日のシャルケ04戦(アウェー、1-0)で、この試合唯一の得点が生まれる最初の仕掛けを担った。クラブ公式の試合レポートは、佐野のパスからカチのクロス、ティーツの得点までを一続きの場面として描いている。
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クラブ公式が描いた24分の組み立て
出典: Schalke 04 - Spielbericht: Dank Tietz-Tor drei Punkte(マインツ05公式)
24分の得点シーンを、公式はこう描いた。
Kaishu Sano spielt Anthony Caci auf der rechten Seite per Grätschenpass frei, die Flanke erreicht Phillip Tietz, der sein fünftes Saisontor im sechsten Spiel erzielt!
(佐野海舟がスライディング気味のパスで右サイドのアンソニー・カチを自由にし、そのクロスがフィリップ・ティーツに届き、ティーツが今季5得点目(今季6試合目)を決めた!)
試合はこの1点のまま動かず、マインツが1-0で勝利した。なお佐野は44分にイエローカードを受けている。
対戦したシャルケ04では田中聡が先発し、75分に左足でシュートを放ったが、相手GKシュヴォロフに阻まれている。得点には至らなかった。
「直接のアシスト」ではなく、その一つ前の仕掛けだった
9月19日のボルシアMG戦では、佐野自身のクロスがそのままヘディングで決められる、文字どおりの「アシスト」だった。今回はそれとは形が違う。佐野が出したのはカチを自由にするパスで、実際にクロスを上げてティーツの得点を演出したのはカチである。佐野の名前が記録に残るとすれば、公式記録上の直接のアシストではなく、その一つ前の組み立てとしてになる。
前回の記事では、守備的MFとして加入し、パスの精度で評価されてきた佐野が「勝敗を分ける場面で2試合連続してアシストを記録している」ことを指摘し、これが続く傾向かどうかは「次の得点関与が出たときに改めて確認できる」と書いた。今回の答えは、同じ形の繰り返しではなかった、というものだ。直接クロスを上げて得点に絡む形ではなく、もう一歩前の位置でパスを散らし、味方を自由にする形での関与だった。得点への関わり方が1種類に固定されていないことは、守備的MFとしての仕事の幅を示す材料として受け取れる。
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