冨安健洋、パレス加入早々に「また故障」とサージュ監督

2026.10.22 冨安健洋

クリスタル・パレスのピエール・サージュ監督は10月21日、UEFAヨーロッパリーグ・ベシクタシュ戦(10月22日・イスタンブール)を前にした記者会見で、冨安健洋について「次の代表ウィークまで欠場する。別の負傷があるからだ」と明かした。8月に自由契約でパレス入りした冨安は、すでに直近3試合のメンバーから外れ続けている。

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サージュ監督「冨安には別の負傷がある」

出典: “Team News: Updates on four players pre-Besiktas”(クリスタル・パレス公式、2026年10月21日)

トルコ・イスタンブールでのベシクタシュ戦を前にした会見で、サージュ監督はチルウェルの復帰、ヘンダーソン主将の調整状況とあわせ、冨安健洋について次のように語った。

“Tomiyasu is out until the next international break because he has another injury.”

(「冨安は次の代表ウィークまで欠場する。別の負傷があるからだ」)

監督はティンバーについても「同じく欠場」と述べたが、冨安の負傷の部位や経緯には触れていない。クラブ公式によれば、冨安は直近3試合のメンバー入りから外れ続けている。

「また」が示す、持ち越された故障癖

サージュが使った”another”(また・別の)という一語は軽くない。冨安は9月12日のイプスウィッチ戦では、退場したディサシに代わって37分に緊急投入されるほど健康だった(既報参照)。だが10月11日のノッティンガム・フォレスト戦では欠場しレルマが代わってスタメンに入り、ブライトン戦(10月18日)を含めここまで3試合連続の欠場が続いている。監督の言葉どおりに読むなら、これは一度の離脱が長引いているのではなく、新しい負傷が重なった結果ということになる。

冨安は8月6日、アーセナルとの契約満了を経て自由契約でパレス入りした。クラブ公式の選手プロフィールは、アーセナルでの最終シーズンを「injury impacted his final season」(負傷に見舞われたシーズンだった)と記している。パレスでの出場は現時点で5試合・280分(クラブ公式集計)にとどまり、自分で計算すると1試合平均56分、フル90分に届かないまま離脱を繰り返す形が、古巣から新天地へそのまま持ち越されているように見える。

今夏の北中米ワールドカップでは、新天地パレスで新たにチームメートとなる鎌田大地とともに日本代表としてプレーし、ベスト16進出に貢献した冨安。クラブが示す「次の代表ウィーク」という区切りまでにピッチへ戻れるかどうかが、自由契約移籍の評価を左右する最初の試金石になる。