菅原由勢、控えの今もピザカネ監督『出番は来る』と明言

2026.10.19 菅原由勢

セリエA・カリアリのピザカネ監督が10月18日、モンツァ戦を前にした会見で菅原由勢について問われ、現状の立ち位置と評価を具体的に語った。

ピザカネ監督が会見で菅原を名指し

出典: SALA STAMPA | Pisacane alla vigilia di Monza-Cagliari(カリアリ公式、2026年10月18日)

会見では「SUGAWARA E LE SCELTE SULLA FASCIA(菅原とサイドの選択)」という区分が設けられ、監督は次のように答えている。

Sugawara è un calciatore forte quando ha la palla tra i piedi, ha qualità anche balistica. In questo momento Zé Pedro sta facendo bene, ma Sugawara è nei miei pensieri e avrà le sue chances. In fase di non possesso deve migliorare, diminuire il tempo e lo spazio a disposizione dell’avversario e impedirgli di crossare o giocare con facilità. Sono felice di allenarlo, senza dubbio.

(訳:菅原は足元にボールがある時に強い選手で、シュート・パスの力もある。いまはゼ・ペドロが良い出来を見せているが、菅原は私の頭の中にいるし、彼にもチャンスが来る。ボールを持たない局面では、相手に使える時間とスペースを減らし、クロスやプレーをたやすくさせないよう改善が必要だ。彼を指導できて幸せなのは間違いない。)

「足元の強さ」はPKを沈めた9月の自分と重なる

ピザカネ監督が挙げた「足元にボールがある時に強い」「シュート・パスの力もある」という評価は、抽象的な言葉だけでは実感しにくい。だが菅原には、これを裏付ける具体的な場面がすでにある。9月12日のセリエA初出場からわずか3週間後、10月3日の親善試合(ラージョ・バジェカーノ戦)で先発フル出場し、PK戦では自らのキックを沈めている。監督の言う「足元の強さ」「シュート力」は、この1本と無関係ではないだろう。

一方で監督は、守備面の改善点もはっきり名指しした。相手に使わせる時間とスペースを減らすこと、クロスやプレーを簡単にさせないこと——これは攻撃面の評価とセットで語られており、総合的にはまだゼ・ペドロの後塵を拝む現状を正直に認めた発言でもある。

9月12日の初出場は68分からの22分間、10月3日の親善試合はフル出場、そして今回は出場の機会自体が無い会見での言及——菅原の立ち位置は加入から1か月余りで出たり入ったりしており、まだ定まっていない。ただし「私の頭の中にいる」という監督の言葉は、起用の優先順位からは外れていても構想の外には無いことを示している。次に出番が回ってきたとき、守備面の指摘がどこまで埋まっているかが、この日の評価を実際のものにできるかどうかの分かれ目になりそうだ。

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