関根大輝、オウンゴールの次は今季初勝利を守るブロック
ホルシュタイン・キール(2部)が10月25日、ホームでデュナモ・ドレスデンを3-0で下し、2026-27シーズン初めてのリーグ戦勝利を挙げた。1-0とリードしていた21分、クラブ公式の試合レポートが「同点への最大のチャンス」と位置づけたドレスデンの決定機を体で止めたのは、関根大輝だった。
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クラブ公式が「同点の最大機」を関根のブロックと名指し
ジョルジ・クヴィリタイアの先制点(9分)で1点リードを奪ったキールは、中盤での対人戦に勝ちながら試合を支配した。だがドレスデンも反撃の糸口を探っており、クラブ公式の試合レポートはその最大の場面をこう記している。
Die beste Chance auf den Ausgleich vergab Niklas Hauptmann nach einem hohen Ballgewinn, dessen Schuss noch von Hiroki Sekine geblockt werden konnte (21.).
(同点への最大のチャンスは、高い位置でのボール奪取から放たれたニクラス・ハウプトマンのシュートだった。それを関根大輝がまだブロックすることができた。)
出典: Erster Sieg: Kämpferische Störche gewinnen gegen Dynamo Dresden(ホルシュタイン・キール公式、2026年10月25日)
関根は12分後の33分にも攻撃面で顔を出した。クヴィリタイアへ送ったボールに相手DFが競り負け、クヴィリタイアはヘディングで合わせたがポストに嫌われている。1-0のリードで前半を終えたキールは、後半も気を抜けなかった。GKティモン・ヴァイナーが55分に至近距離からのシュートを足で防ぎ、63分にはハウプトマンが蹴ったPKも止めている。終盤はテアケルセンとハレスの追加点で突き放し、最終スコアは3-0になった。
1か月前の「不運な失点」が、今度は「防いだ一撃」に変わった
9月19日のオスナブリュック戦、関根は相手のクロスを自陣ゴールへ押し込むオウンゴールで同点を許していた。チームメートのフィル・ハレスはその場面を「不運な失点」と呼んだが、キールはその試合を含め今季ずっと初勝利から遠ざかっていた。クラブ公式は前日の展望記事で「我々のKSVはまだ、新シーズン初めてのリーグ勝利を待っている」と書いている。
あれから1か月余り、キールがついに今季初勝利を手にした試合で、守備の最も危ない局面に関わったのはまた関根だった。ただし結果は逆だ。ボールを押し込んでしまう側ではなく、相手の決定機を止める側に回り、しかもその場面はクラブ公式自身が「同点への最大のチャンス」と位置づけたものだった。1点リードの21分にこの場面を凌げていなければ、試合の流れはドレスデンに傾いていた可能性がある。
関根はこの夏、フランス2部降格を経験したスタッド・ランスから加入し、開幕から公式戦7試合すべてで先発する「不動の座」をつかむ一方、適応は「決して簡単ではなかった」と本人が明かしていた。オウンゴールという苦い場面があっても起用され続けたのは、1つのミスで評価が揺らぐ選手ではないとクラブが見ていたからだろう。今回の21分のブロックは、その信頼に関根自身が応えた場面だったと見てよさそうだ。
試合のハイライト映像は、ホルシュタイン・キール公式YouTubeチャンネル(通常は試合ハイライトを投稿しない方針)・DAZN Japan公式チャンネルのいずれでも、この試合の動画は見つからなかった。
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