佐藤龍之介『彼はチャンスを得る』アギーレ監督が明言

2026.11.07 佐藤龍之介

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バレンシアCF公式が11月6日に出した、レアル・マドリード戦(11月7日、メスタージャ)前日会見の記事に、ハビエル・アギーレ監督が佐藤龍之介について語った段落がまた立てられている。見出しは今回も「Sato」だけだった。

アギーレ監督「チャンスに値する選手で、そのチャンスを得ることになる」

出典: Javier Aguirre: “Espero a un Mestalla que dé miedo y apriete. Nosotros hemos de corresponderles en el terreno de juego”(バレンシアCF公式、2026年11月6日)

Es un jugador que es joven y yo le exijo que compita mejor. Es muy buen jugador con balón. Muestra personalidad, pero ahora le falta lo mismo sin balón y lo está mejorando. Valoro mucho que hace esfuerzo por estar aquí. Es un jugador que merece una oportunidad y la va a tener.

(訳:彼はまだ若い選手で、私はもっと高いレベルで争うよう求めている。ボールを持った時は非常に良い選手だ。個性は見せているが、ボールを持たない局面ではまだそれが足りておらず、改善してきている。彼がここにいるために努力していることを高く評価している。彼はチャンスに値する選手で、そのチャンスを得ることになる。)

「もっと力を発揮してほしい」が「チャンスを得ることになる」に変わった

約1カ月前の10月10日会見でも、同監督は佐藤について語っていた。あのときの評価は「加入前からバレンシアCFの7試合を全て見ていた」「語学を速いペースで覚えている」というピッチ外の姿勢が中心で、結びの言葉は「願わくば、ピッチの上で自分の居場所を見つけて、もっと力を発揮してほしい」という条件付きのものだった(関連記事)。出場機会そのものが、まだ見えていなかった時期の発言である。

今回の発言を並べると、評価の中身自体は大きく変わっていない。ボールを持った時の質、個性、そして守備面にまだ伸びしろがあること——これは1カ月前から一貫して監督が指摘してきた点だ。変わったのは語尾である。「もっと力を発揮してほしい」という希望形から、「彼はチャンスに値する選手で、そのチャンスを得ることになる」という、ほぼ言い切りに近い形に変わった。

しかもこの発言が出たのは、今季ここまでで最大のホームゲームとなるレアル・マドリード戦の前日だった。もちろんこれは監督自身の評価であって、翌日の実際の起用(スタメンか、途中出場か、それとも起用なしか)を保証する発言ではない。ただ、1カ月の間に「居場所を探している」選手への期待から「チャンスを手にする」選手への言い切りへと、監督の言葉の温度がはっきり変わったことは確かだ。レアル・マドリード戦のメンバー表に佐藤の名前がどう記されるかが、この発言の実質を測る最初の材料になる。

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