町野修斗、初先発で決めた一撃―ボルシアMG、6連敗が止まった
10月24日、アウェーでのVfBシュトゥットガルト戦。ボルシアMGは1-0から追いつき、逆転して3-2で勝利した。今季初めて先発に名を連ねた町野修斗が、後半開始から6分後の51分に勝ち越しゴールを決めている。チームにとっても開幕から続いた6連敗を止めての、今季初勝利だった。
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ボルシアMG公式が、モヒャとの連係から生まれた勝ち越し弾を実況
クラブ公式の試合レポートは、51分の勝ち越しゴールをこう描写している。
50.: Borussia dreht den Spieß um. Mohya setzt sich stark am linken Rand des Strafraums durch und legt zurück auf Machino, der direkt abzieht und den Ball im linken oberen Winkel versenkt – 1:2.
(試合の流れが入れ替わる。モヒャがペナルティエリア左端で強引に持ち込むと、町野へ折り返す。町野はダイレクトで合わせ、ボールを左上の隅に突き刺した – 1:2。)
同じ試合を振り返る別記事では、この場面がこう補足されている。
Mohya bereitete mit einer starken Aktion das 2:1 durch Shuto Machino vor.
(モヒャの力強い仕掛けが、町野修斗による2-1のゴールのお膳立てとなった。)
出典: Borussia dreht das Spiel und feiert ersten Sieg、Für einen leidenschaftlichen Auftritt belohnt(いずれもボルシアMG公式、2026年10月24日・25日)
この試合、ブレッシン監督はケヴィン・ディクスとイサク・リドバーグに代えて橋岡大樹と町野を起用し、町野にとっては今季リーグ戦初めての先発となった。試合は5分にシュトゥットガルトが先制し、38分に宇野禅斗のシュートのこぼれ球をスカリーがかかとで押し込んで同点に追いついたボルシアMGが、後半に町野とモヒャの連続ゴールで逆転した展開である。強化責任者ルーヴェン・シュレーダーは試合後、こう振り返っている。
Wahrscheinlich haben viele gedacht, dass das Spiel nach dem frühen Rückstand den gewohnten Lauf nimmt. Aber die Mannschaft hat ihr Herz in die Hand genommen, leidenschaftlich gekämpft und guten Fußball gespielt.
(早い時間の失点のあと、多くの人はこの試合もいつも通りの展開になると思っただろう。だがチームは勇気を奮い起こし、情熱的に戦い、良いサッカーをした。)
途中出場でしか結果を出せなかった男が、流れの中で決めた
町野のここまでの得点は、いずれも途中出場がらみだった。9月19日のマインツ戦では84分から途中出場し、90+5分にPKを決めて今季初ゴール。9月24日の親善試合(対ズポルトフロインデ・ジーゲン)でも後半開始から投入され、52分・88分に得点している。先発での出場機会自体がこれまで一度も無かった。
今回は違う。開幕から3人目となる監督ブレッシンのもとで初めて先発に起用され、しかもゴールはセットプレーやPKではなく、モヒャの個人技からの折り返しをダイレクトで合わせた、流れの中での一撃だった。相手にとって不意を突く形で押し込んだこれまでの2ゴールと比べると、技術と判断を要する種類のゴールである。
チームの文脈も重い。ボルシアMGは開幕6連敗という、サポーターにとっても我慢を強いられる序盤を過ごしてきた。この試合の勝利について、ブレッシン監督はこう語っている。
Mit dem 1:1 war zu spüren, dass das Spiel kippt. Wir wurden in unseren Abläufen immer klarer und haben den VfB mehr und mehr vor Probleme gestellt.
(1-1に追いついた時点で、試合の流れが変わるのを感じた。我々の動きはどんどん明確になり、シュトゥットガルトをますます窮地に追い込んでいった。)
その「流れが変わった」直後、後半開始早々に勝ち越し弾を決めたのが町野である。昨季はリーグ戦32試合に出場して3得点だった町野にとって、途中出場要員として結果を出し続けてきたこの1か月を経て、ようやく巡ってきた先発の機会に結果で応えた一戦と言える。次に見るべきは、この1試合でブレッシンの信頼をさらに引き寄せ、次節以降も先発の座を維持できるかどうかである。
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