齋藤俊輔『2発』ウェステルロー23年ぶりの快勝の立役者に

2026.09.12 齋藤俊輔坂本一彩
0 2 4 チームの得点数(4) 2齋藤俊輔1坂本一彩1ストーム
0-4の内訳。誰が何点決めたかをクラブ公式の文章から数えた(得点の時刻は公式に記載が無い) 単位: 得点 出典: ウェステルロー公式(次節プレビュー記事内の振り返り)
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試合0-4の内訳。誰が何点決めたかをクラブ公式の文章から数えた(得点の時刻は公式に記載が無い)(得点)
齋藤俊輔2
坂本一彩1
ストーム1

ウェステルローが9月5日、アウェーでKVメヘレンに0-4で勝った。クラブ公式が23年ぶりの記録だと書いているアウェーでの4得点差勝利である。

このスコアも、齋藤俊輔がMVPだったことも、次の試合の前日になってようやくクラブ公式が明かした。

現地はこう書いた

9月11日、次節(スタンダール・リエージュ戦)のプレビュー記事の中で、クラブ公式は前節を振り返っている。

Het was al 23 jaar geleden dat Westerlo nog eens met 0-4 uithaalde op verplaatsing, tot afgelopen weekend tegen KV Mechelen.

(ウェステルローがアウェーで0-4の勝利を挙げたのは23年ぶりのことだった。先週末のKVメヘレン戦までは。)

そして、この試合の内容をこう書いている。

Een masterclass was de overwinning op Malinwa. Goed voetbal, veel goals en een eerste clean sheet: meer kan een supporter niet vragen. Man van de wedstrijd was onze Japanse winger Saito, die met twee prachtige goals aan de basis lag van de overwinning. Ook onze andere Japanner Sakamoto pikte zijn doelpunt mee. In het slot liet nieuwkomer Storm zien dat hij het scoren nog niet verleerd is.

(メヘレン戦の勝利はお手本のような内容だった。良いサッカー、多くのゴール、そして今季初のクリーンシート。サポーターがこれ以上望むものはない。この試合のMVPは我々の日本人ウィンガー、齋藤だった。2つの見事なゴールで勝利の土台を作った。もう1人の日本人、坂本も自身のゴールを持ち帰った。終盤には新加入のストームが、ゴールの感覚をまだ失っていないことを見せつけた。)

出典: KVC Westerlo – Standard(ウェステルロー公式・2026年9月11日)

監督シャライの試合後の言葉も、同じ記事に載っている。

“We hebben ons wedstrijdplan gevolgd. Op de juiste momenten kiezen om druk te zetten. De tweede helft controleerden we goed uit. Daarnaast hebben we over heel de wedstrijd weinig kansen weggegeven. Dat is een verschil met onze eerste wedstrijden.”

(「我々は試合プランに従った。正しいタイミングでプレッシャーをかけることを選べた。後半はうまくコントロールできた。それに、試合を通して相手にほとんどチャンスを与えなかった。これは開幕当初の試合との違いだ。」)

チームの平均年齢についても語っている。

“Iedereen is er maar net, dus je kan niet van iedereen verwachten dat zij er direct gaan staan. Vandaag hebben de spelers de goede prestatie tegen Zulte Waregem verdergezet. Dit was heel goed.”

(「みんな加入したばかりで、全員がすぐに結果を出せると期待はできない。今日、選手たちはズルテ・ワレヘム戦の良い出来を引き継いでくれた。とても良かった。」)

それがどういう意味か

この記事がクラブ公式に出てから6日経っている。ウェステルローは試合当日にも、翌日にも、この勝利について単独の記事を出していない。振り返りが載ったのは、次の対戦相手のプレビュー記事の中でだった。

「平均年齢21.9歳」は、シャライ本人の発言ではない。クラブ公式が、シャライの称賛を紹介する地の文でこの数字を添えている。それでも意味するところは変わらない。夏の移籍期限日にストーム、バロー、コネ、デリッチと立て続けに補強した直後の試合で、既に加入していた齋藤がMVPに選ばれたということである。新加入の名前が並ぶ中、クラブが名指しした主役は新顔ではなかった。

坂本の得点は「pikte zijn doelpunt mee」(自分のゴールを持ち帰った、の意)と、やや控えめな言い回しで書かれている。同じ0-4の中でも、齋藤と坂本とでは扱いの重さが違う。

何がまだ分からないか

得点が何分に生まれたかは、この記事には書かれていない。クラブ公式はこれまでのところ、この試合単独の詳しい試合レポートを出していない。分かるのは「誰が決めたか」までで、「いつ」「どういう形で」は分からない。

先発メンバーも確認できていない。次節のプレビューには今節に向けた登録メンバーの列挙はあるが、メヘレン戦当日の先発11人が誰だったかは、この記事の時点で読めていない。フォーメーション図を作れるだけの材料が無い。

齋藤・坂本本人の言葉もまだ無い。クラブ公式が載せたのは監督の言葉だけで、2人がこの試合をどう振り返っているかは分からない。

次節(スタンダール・リエージュ戦)で齋藤が引き続き起用されるか、そしてクラブが今度は当日か翌日にきちんと試合記事を出すかどうかは、次回確認する。

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