ンワディケ、控えから中2日でスタメンへ 決勝点で日本をベスト4に導く

2026.09.28 ンワディケ・ウチェ・ブライアン世雄

【サッカー男子 ハイライト】準々決勝 日本 vs 北朝鮮【アジア大会 愛知・名古屋】(【公式】TBS スポーツ 公式チャンネル)

デンマーク2部・オールボーBK(AaB)所属のンワディケ・ウチェ・ブライアン世雄が、9月26日のアジア競技大会2026(愛知・名古屋)・男子サッカー準々決勝、対北朝鮮戦でスタメン出場し、前半39分に決勝点を挙げた。試合はこの1点のまま1-0で日本が勝利し、9月30日の準決勝(対ウズベキスタン)に駒を進めている。

現地はこう書いた

クラブ公式サイトは、この試合の様子をこう伝えている。

21-årige Brian Nwadike var med fra start og afgjorde kampen, da Japan lørdag besejrede Nordkorea i kvartfinalen ved Asian Games, hvor fodboldturneringen er for U/23-spillere. Opgøret endte 1-0 til Japan, og Brian Nwadike, der fik de første 82 minutter på banen, satte sejrsmålet ind i 39. minut.

(21歳のブライアン・ンワディケはスタメンで出場し、試合を決定づけた。土曜日、日本はアジア競技大会・U-23年代の大会である準々決勝で北朝鮮を下した。試合は1-0で日本の勝利に終わり、82分間ピッチに立ったンワディケが39分に決勝点を突き刺した。)

出典: Nwadike sender Japan i semifinalen(オールボーBK公式・2026年9月27日)

記事はさらに、「ンワディケはこれで日本代表U-23通算11試合目、5得点目になった」という独自の数字も明記している。なお、この大会に臨む日本のチームは日本サッカー協会(JFA)自身の表記では「U-21日本代表」だが、AaB公式は年齢制限に基づいて「U-23」と表記している(年代表記の揺れであり、指しているチームは同じ)。

中2日で「途中出場要員」から「決勝点の選手」に変わった

ンワディケがこのチームで注目されたのは、これが初めてではない。2日前の9月23日、グループステージ最終戦(対タイ、3-0勝利)では、試合終了10分前からの途中出場にとどまっていた。AaB公式は当時もこの出場を記事にしていたが、内容は「途中出場した」という事実の記録にとどまり、本人の具体的なプレーへの言及は無かった。

その中2日後、舞台がノックアウトステージに移ると、ンワディケは先発に起用され、82分間ピッチに立ち続けたうえで前半のうちに決勝点を記録している。控えとして短時間だけ使われた選手から、90分近くを託されて試合を決める選手へ——同じ大会の中でのポジションの変化が、この中2日に凝縮されている。

デンマーク2部という、日本語での露出がほとんど無いクラブに所属する選手にとって、代表通算11試合で5得点という数字は軽くない実績である。約2試合に1点というペースは、控え起用が続いていた選手の実像としては意外性がある水準と言えそうだ。オールボーBK自身がこの代表活動をたびたび記事にしていることからも、クラブ側がこの起用ペースを評価材料の一つとして注視している様子がうかがえる。

日本は準決勝でウズベキスタンと対戦し、勝てば10月3日の決勝に進む。ンワディケが次戦もスタメンで起用されるかどうかは、まだ分からない。