中村草太・水多海斗、途中出場から4点差を追い詰めた

2026.10.26 中村草太水多海斗

瀬古歩夢がフル出場、中村草太、水多海斗が途中出場|マルセイユ×ル・アーヴル|ハイライト(DAZN Japan 公式チャンネル)

リーグ・アン第8節、10月25日のスタッド・ヴェロドロームでのマルセイユ戦で、ル・アーヴルは前半だけで0-4とリードを許した。しかし後半に途中出場した中村草太・水多海斗がそれぞれ終盤の得点に絡み、最終スコアを4-3まで追い上げている。

ヴェロドロームで0-4から始まった終盤の反撃

出典: OM-HAC (4-3) : le miroir à deux faces(ル・アーヴル公式、2026年10月25日)

マルセイユは前半だけでイーガン=ライリー(5分)・ウェア(33分)・パイショ(50分)・アブデリ(55分)と4得点を奪い、試合は早々に決着したかに見えた。中村草太は61分に途中出場。クラブ公式は63分のプレーをこう記録している。

le Japonais servait Josh Maja, dont la tentative était sauvée sur la ligne par Emerson

(訳:この日本人選手がジョシュ・マジャへ送ったパスは、エメルソンがゴールライン上で防いだ)

このシュートは決まらなかったが、ル・アーヴルは77分にマジャのPKで4-1、86分にムーディアイのヘディングで4-2と連続得点。クラブ公式は86分のゴールを次のように描写している。

après un tir de Nakamura repoussé (4-2, 86e)

(訳:中村のシュートがはね返された後の〈4-2、86分〉)

84分に途中出場していた水多海斗は、終盤にフリーキックのチャンスを作り出した。

à la réception d’un coup franc de Mizuta (4-3, 89e)

(訳:水多のフリーキックを受けて〈4-3、89分〉)

マジャが受けて4-3まで迫ったが、試合はそのまま終了した。

0-4の崩壊を、途中出場の2人が反撃に変えた

前半だけで4失点という試合は、普通なら大敗の記録としてしか残らない。だがこの試合が「崩壊」ではなく「反撃」として語られるのは、終盤15分あまりの2つの得点に、途中出場した中村・水多がどちらも名指しで関わっているからだ。中村はシュートを放ってそのはね返りをムーディアイが押し込み、水多はフリーキックを蹴ってマジャに渡した。得点者自身ではなくとも、どちらの得点にも日本人選手の直接のプレーが起点として記録されている。

中村はこれまでにもトゥールーズ戦でのダブルアシストなど、ゴールに直結する仕事で名前が挙がってきた選手だが、今回は先発ではなく61分からの途中投入というかたちで試合に入り、そこから反撃の起点になっている。水多も84分投入からわずか5分で結果に絡んだ。0-4というスコアボード上は絶望的な状況で、監督が終盤に託した2人の途中出場選手が、どちらも仕事をして見せた格好だ。なお、この試合は瀬古歩夢がフル出場しており、同じル・アーヴルの3人の日本人全員がピッチに立った一戦でもあった。

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