北野颯太、3日前はゴールを決め、今度はハットトリックの2発を呼び込んだ
オーストリア・ブンデスリーガ第10節、10月25日。ザルツブルクは敵地でLASKに3-1で勝った。ハットトリックを決めたのはハリス・タバコヴィッチだが、その2点目と3点目の起点にいたのは、先発した北野颯太だった。
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クラブ公式が、北野が絡んだ2つの得点場面を描写
LASKに13分に先制されたザルツブルクは、25分にタバコヴィッチの得点で追いつき、後半に入って北野の場面が来た。クラブ公式の試合レポートは、49分の2点目をこう書いている。
Both teams returned from the dressing rooms with plenty of energy, but our Red Bulls played with significantly more purpose after the restart. Through aggressive, high-intensity pressing, our boys won the ball deep in the opposition’s half. Kitano drove forward and laid the ball off to Tabakovic, who hammered it into the top corner to make it 2-1.
(両チームとも活気をもって後半に戻ったが、ザルツブルクは再開後、明らかに目的意識が高かった。激しく強度の高いプレスで、相手陣の深い位置でボールを奪った。北野が持ち上がってタバコヴィッチへ落とし、タバコヴィッチがゴール上隅に叩き込んで2-1とした。)
3点目の74分も、北野の名前が出てくる。
LASK tried to mount a comeback, but once again, a pass played behind the defensive line caught the Linz backline out. Jungwirth managed to save an initial effort from Kitano, but the rebound fell straight to the feet of Tabakovic. The forward tapped the ball into an empty net and celebrated his hat-trick in front of the away section.
(LASKは反撃を試みたが、ここでも守備ラインの背後へのパスがリンツの最終ラインを破った。ユングヴィルトは北野の最初のシュートを防いだものの、こぼれ球はそのままタバコヴィッチの足元へ。タバコヴィッチは空いたゴールに流し込み、遠征サポーターの前でハットトリックを喜んだ。)
出典: Three Tabakovic goals and three points!(レッドブル・ザルツブルク公式・2026年10月25日)
北野は先発して83分にトホムチュと交代した。タバコヴィッチの3得点のうち、リンドストロームのパスで生まれた25分を除く2点に、北野が関わったことになる。
3日前はゴールを決めた北野が、今度は「点を取らせる側」に回った
10月22日(現地時間)のヨーロッパリーグ第3節、ツェリェ戦(2-2)で、北野は9分に先制点を決めていた。クラブ公式の試合レポートによれば、モルガッラが中盤でボールを奪い、レジッチの縦パスを受けた北野がゴール隅へ流し込んだ形だった(出典: Late blow in Slovenia)。31分には左サイドを持ち上がって打ったシュートが数メートル外れ、2点目にはなっていない。この試合は65分でディアキテと交代している。
つまり中2日の2試合で、北野は「自分で決める」場面と「味方に決めさせる」場面の両方に顔を出した。9月20日のシュトゥルム・グラーツ戦では、途中出場から出したクロスがカマラのシザーズ弾につながっており(既報)、得点そのものより、得点の一歩手前でボールを運ぶ仕事が北野の持ち味として積み上がっている、という見方はできる。これは当サイトの見解で、クラブが北野の役割をそう規定しているわけではない。
LASK戦の2つの場面には共通点がある。どちらも北野自身のシュートが決まったわけではなく、ゴールの記録上の主役はタバコヴィッチだ。2点目は北野がボールを運んで落とした場面、3点目は北野の最初のシュートをGKが弾いたこぼれ球である。仮に北野のシュートが枠内に収まらなければ3点目は生まれず、運んだ先に味方がいなければ2点目も生まれなかった。ただし、ハットトリックのうち北野が何点に直接のアシストが付くのかは、リーグの公式記録を確認していないため分からない。
次の試合は10月28日(水)18:00(現地)、ブレゲンツとのUNIQA ÖFBカップ。ブレゲンツ(SWブレゲンツ)には日本人選手が5人在籍しており、日本人選手どうしが顔を合わせる可能性がある一戦になる。
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