DFの山村瞳輝、カウンターから勝ち越し弾 ヴァルミエラは終盤に追いつかれ逆転負け

2026.09.28 山村瞳輝

ラトビア2部・LVBETリーガのヴァルミエラFCに所属する山村瞳輝(DF)が、直近の一戦でカウンターから頭で合わせる勝ち越し弾を記録した。前半終了間際、ジレイソンの折り返しに走り込み、キーパーの逆をついてヴァルミエラに2-1のリードをもたらした。試合はその後追いつかれ、終盤に立て続けに2失点を喫して2-4の逆転負けに終わっている。

現地はこう書いた

クラブ公式サイトは、この場面をこう描写している。

Just before half-time, a brilliantly executed counterattack brought the stadium to its feet. Gleilson raced down the left flank before delivering an excellent ball towards the far post, where Toki Yamamura arrived at exactly the right moment. The Japanese defender made no mistake, beating Vladislavs Kurakins to restore Valmiera’s lead — 2–1.

(前半終了間際、見事なカウンターがスタジアムを沸かせた。ジレイソンが左サイドを駆け上がり、逆サイドのゴール前へ絶妙なボールを送ると、そこに山村瞳輝がぴったりのタイミングで走り込んだ。日本人DFはミスなく合わせ、ヴラディスラヴス・クラーキンスの逆をついて、ヴァルミエラに2-1の勝ち越しをもたらした。)

出典: Alberts Cracked, Pirates Get the Better of Us(ヴァルミエラFC公式・2026年9月24日)

対戦相手は元ヴァルミエラの選手を複数擁する「パイレーツ」ことリガ・マリナーズ。前半12分にアルチョムス・パヴロフスキスのヘディングで先制されたヴァルミエラだったが、山村の一撃で追いついたのはこの直後、前半終了間際だった。

DFの1点は、90分間は守り切れなかった

クラブ公式は同じ記事で「ヴァルミエラが前半で相手を崩せずにいると、後半に入ってから一気に試合の流れを変える場面がこのシーズン何度も見られた」とチーム全体の傾向に触れている。だが今回に限っては、その逆の展開になった。後半63分、パヴロフスキスが自身2点目を決めて2-2に追いつかれると、その後およそ10分おきに2失点(マティース・カウネの豪快なボレー、リッチモンド・オウスの詰め)を重ね、2-4で逆転負けした。

山村個人の仕事に限れば、非のつけどころはない。DFでありながらカウンターの終点に走り込み、キーパーの逆をついて確実に沈めた一撃は、クラブ公式が「見事な」と形容するに値するプレーだった。問題は、その1点をチームとして守り切る力がヴァルミエラに残っていなかったことにある。

なお、この記事はヴァルミエラFCが1週間前に戦ったJDFSアルベルツ戦(アウェイで2-1勝利)も同時に振り返る内容で、両試合の具体的な開催日はクラブ公式の記事内に明記が無かった。ヴァルミエラFCは今季、LVBETリーガ(ラトビア2部相当)で首位攻防を演じており、10月10日にはSKスーパー・ノヴァ2軍を本拠地に迎える。