U-19代表の海外組は23人中2人 どちらも先発していた

2026.09.11 シュミット ニック

U-19日本代表がAFC U20アジアカップ中国2027予選を戦った。

招集された23人のうち、海外のクラブに所属しているのは2人である。当サイトが追う「海外組」は、育成年代ではまだこの比率になる。

現地はこう書いた

日本サッカー協会が公表した招集メンバーで、所属が日本国外になっているのは次の2人だった。

背番号選手所属
6(MF)シュミット ニックFCザンクトパウリ/ドイツ
12(GK)村松秀司ロサンゼルスFC/アメリカ

残る21人は、Jリーグのクラブ、そのユース、または大学である。

出典: 招集メンバー/スタッフ AFC U20アジアカップ中国2027予選(日本サッカー協会)

そして9月3日、プノンペンでのカンボジア戦。2人はどちらも先発している。

日本は0-8で勝ち、先制点は26分、シュミット ニックだった。

出典: AFC U20アジアカップ中国2027予選 カンボジア 0-8 日本(日本サッカー協会)

それがどういう意味か

23人中2人という数字は、トップチームとまったく違う。

ブンデスリーガだけで、今季は15人の日本人選手が1部に登録されている。トップの代表はすでに海外組が主流である。しかしU-19では、23人のうち21人が国内にいる。

この差は、日本人選手が海外に出る時期を示している。高校・ユース年代を国内で過ごし、Jリーグを経てから海外へ、という経路が依然として主流だということだ。逆に言えば、この2人はその経路を通らずに外にいる。

そして2人はベンチ要員ではなかった。GKとMFで、どちらも先発している。ザンクトパウリのシュミット ニックは、ブンデスリーガ公式が今季のドイツでプレーする日本人選手をまとめた記事でも、2部の選手として名前が挙がっている。

出典: The Japanese players starring in the Bundesliga in 2026/27(ブンデスリーガ公式・2026年9月6日)

当サイトにとっては、この2人が「これから記事になる選手」である。いま海外クラブに所属していて、代表の年代別で先発している。追う理由としては十分だ。

何がまだ分からないか

2人がクラブでどういう立場にあるかは、この記事では分からない。代表に呼ばれていることと、クラブで出ていることは別である。ザンクトパウリとロサンゼルスFCでの出場状況は、それぞれのクラブの発表で確かめる必要がある。

予選の全結果も、日本サッカー協会のサイトからは確認できなかった。カンボジア戦の試合ページは公開されているが、3試合分をまとめた結果のページは、当サイトが読める形では表示されなかった。ここで得た情報は、招集メンバーと、カンボジア戦1試合分である。