齋藤恵太、格上との練習試合唯一のゴールを決める
国際Aマッチウィーク中の9月24日午前、オーストリア2部シュヴァルツ・ヴァイス・ブレゲンツは1部SCオーストリア・ルスタナウとの練習試合(Testspiel)に1-3で敗れた。公式戦ではなく、この結果や得点は今季の成績に加算されない。前半0-0で終えたあと、後半に3失点を喫したブレゲンツだったが、終盤にチーム唯一のゴールを決めたのが齋藤恵太だった。
現地はこう書いた
齋藤の得点を、ブレゲンツ公式はこう書いている。
Dem 3:0 in Minute 79 folgte der Ehrentreffer durch Keita Saito nach 84 Minuten.
(79分の3点目のあと、84分に齋藤恵太が意地の1点を返した。)
出典: Niederlage nach hart umkämpften Test gegen Bundesligisten(シュヴァルツ・ヴァイス・ブレゲンツ公式・2026年9月24日)
対戦相手であるルスタナウ公式は、この場面をもう少し具体的に描写している。
In der Schlussphase gelang den Bregenzern aus kurzer Distanz noch der Anschlusstreffer zum 3:1.
(終盤、ブレゲンツは近距離から3-1の1点を返すことに成功した。)
出典: 3:1-Sieg im Testspiel gegen SW Bregenz(SCオーストリア・ルスタナウ公式・2026年9月24日)
栃木シティ組、そろって足跡を残した2週間
齋藤は表原玄太・相澤ピーターコアミとともに、ブレゲンツの提携クラブである栃木シティFCから今夏そろって加わった選手である。9月12日のFAC戦(オーストリアカップ)では表原が加入後初ゴールを決めた、と当サイトは既に報じている。それから2週間足らずのこの日、同じ栃木シティ組の齋藤が今度はゴールを決め、もう1人の相澤もこの試合の立ち上がりで仕事をしていた。ルスタナウ公式の試合レポートによれば、開始早々にジャストレムスキがブレゲンツのゴール前に迫ったが、「brachte das Leder aber nicht an Peter Aizawa vorbei(ボールを相澤の脇からゴールに通せなかった)」と、この試合の先発ゴールキーパーだった相澤の名前が守備の場面で名指しされている。
ブレゲンツ公式によれば、ブレナー監督はこの日「ほぼ全ての出場可能な選手」を起用した。後半に入ると先発11人のうち大半が入れ替わり、齋藤はマクシモヴィッチと2トップを組む形で後半から出場している。1部相手の練習試合で丸ごと入れ替えたユニットの中から、結果を出したのが齋藤だったことになる。
もっとも、これは公式戦ではない。この1点が齋藤にとってブレゲンツ加入後初めてのゴールなのかどうかは、今回確認できる範囲の一次情報では裏付けが取れなかった。それでも、国際期間で公式戦が止まっている間に、栃木シティ経由で加わった3人がそろって現地の一次情報に名前を残したことは、編成上の「駒」という位置づけだけでは説明のつかない足跡だと言えそうだ。
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