旗手怜央、バーンリー今季初勝利の起点と仕留め役に

2026.10.11 旗手怜央

Bruun Larsen, Amdouni, Hatate & Edwards Fire In Claret Win | EXTENDED HIGHLIGHTS | Watford v Burnley(バーンリー公式 公式チャンネル)

開幕から勝ち星のなかったバーンリーが、10月10日(現地時間)のワトフォード戦(アウェー)を4-0で制し、今季初勝利を挙げた。指揮官ニッキー・ヘイエンにとってもリーグ戦での初白星となったこの試合で、旗手怜央は13分に相手からボールを奪ってブルーン・ラーセンの先制点を演出し、25分には自らゴールを決めている。

クラブ公式が旗手の2つの得点関与を実況

バーンリー公式の試合レポートは、13分の先制点をこう描写している。

“after good pressure won the ball high, before Hatate won the ball and fed Bruun Larsen and the Dane’s first time-effort kissed the right-hand post on its way in to give the visitors the lead.”

(高い位置でのプレッシングでボールを奪い返すと、旗手がそのままボールを奪ってブルーン・ラーセンに供給。デンマーク人のワンタッチシュートが右ポストを叩いてゴールに吸い込まれ、バーンリーが先制した。)

その12分後、今度は旗手自身がフィニッシャーになった。

“Lucas Pires pulled the ball back for Hatate, who confidently curled the ball into the back of the net with a neat finish.”

(ピレスの折り返しを受けた旗手が、落ち着いた動作でゴール右隅へ流し込んだ。)

試合は前半だけで3点が入る展開となり、19分にはアムドゥニがラヴァーリャの好セーブのこぼれ球を押し込んで2点目を加えている。後半終盤にはエドワーズが4点目を決め、最終スコアは4-0。クラブ公式はこの勝利と指揮官についてこう記している。

“Nicky Hayen, who sealed his first victory league as Burnley boss, made two changes to the side that started against Derby County three weeks ago to the day, with Kyle Walker and Largie Ramazani coming into the XI.”

(バーンリーの指揮官としてリーグ戦初勝利を手にしたニッキー・ヘイエンは、3週間前のダービー・カウンティ戦のスタメンから2人を変更し、カイル・ウォーカーとラージー・ラマザニが新たに先発に入った。)

出典: Match Report: Watford 0-4 Burnley(バーンリー公式、2026年10月11日)

旗手は「作る」側にも「仕留める」側にもいた

この試合で旗手が関わった2つの得点は、役割がまったく違う。13分はボールを奪ってブルーン・ラーセンに預けた供給者、25分はピレスの折り返しを自ら流し込んだ仕留め役である。前半だけで、同じ選手が崩しの起点と結果の両方を担ったことになる。

もう一つ見ておきたいのが、この勝利の位置づけである。クラブ公式は「今季初の勝ち点3」「ヘイエンにとってリーグ戦指揮官初勝利」と、2つの「初」を並べて書いている。開幕から勝ちきれない試合が続いていたチームが、ようやく手にした初勝利の中心に旗手の名前があった。

スタメンの入れ替えにも触れておく。クラブ公式によれば、前節ダービー・カウンティ戦からの変更はウォーカーとラマザニの2人だけで、旗手は変更の対象になっていない。チームが勝ちきれない時期も含めて、指揮官が旗手を起用し続けてきた結果がこの試合の2得点関与につながった、という見方もできる。

バーンリーは2週間の代表ウィークを挟んでの登板だったが、立ち上がりから勢いを落とすことなく試合を進めている。次節以降、この勝利とブランクがどう響くかが見ものである。